
本学教育学部では、地元吹田市と連携し1年次前期から吹田市立各小学校、中学校を訪問し、実際の学校現場で様々な経験を重ねながら学びつつ、大学でも省察指導を受ける画期的な学校体験プログラム「ヤマトプラン」(地域連携教育活動)を、開学当初から継続実施しています。
本年度も、1年次生各自の活動校が決まり、5月13日(金)午後、各校を一斉に訪問します。
訪問ではご挨拶のほか、活動の内容や日程について、学生自身が各校と打ち合わせを進めていきます。
学生は訪問に先立ち、保健衛生、学校安全、生徒指導などの事前研修を受け終え、教育実習では体験の及ばない授業補助や学校環境整備などに年間を通じて従事し、教員の立ち居振る舞いや行動・記録・省察の基本を繰り返し身につけていきます。本学は、各学生から提出された「日報」の省察に対し、年間を通じて面接指導を繰り返しながら、各場面での学生の言動のあり方を具体的に教えてきます。
この取り組みは2月21日(月)、次代の教員養成のあり方を議論する文部科学省「中央教育審議会」の合同部会でも、先進事例の一つとして紹介されるなど、いま注目を浴びています。