看護学科・日吉和子教授(専門は脳神経科学、在宅看護学、高齢者看護学 等)と国立大学法人電気通信大学情報理工学研究科・鷲沢嘉一准教授の共同研究『EEG Evaluation of the Effects of Touching Intervention on Frustrating Tasks』が学術専門誌「International Journal of Affective Engineering」に掲載されました。
この論文は、看護学と工学の学際研究で、KDDIの助成金を受けて実施しています。
今後の医療現場では、介護ロボットの開発、導入が進むとみられ、看護技術であるタッチング(患者さんの身体に手を当てたり、さすったりすること)が、対象者のイライラを低減させる可能性があることを脳波を用いて解明しました。今後は他の人種でも同様の効果が見られるかをフランスで検証します。
この研究はタッチングケアを視える化するための看護学と工学の学際研究で日本において先端の研究です。
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