5月11日(月)、政治経済学部の2年生を対象に、元復興庁事務次官、元内閣総理大臣秘書官で本学特任教授の岡本全勝先生による特別講義を実施しました。
岡本先生は、2011年に発生した東日本大震災の際に、復興庁事務次官として約47万人にのぼる被災者の支援に尽力されました。被災者支援は多岐にわたり、困難を極めるものでしたが、先生は新たな組織体制を整え、課題を整理しながら、一つひとつ丁寧に対応されました。
講義では、復興とは単に「国土を復旧する」ことにとどまらず、被災された方々の「暮らしの再建」につなげるものであるという復興の考え方について、具体的な経験を交えながらご説明いただきました。また、学生に向けて、社会に出る前に社会を知るためには「新聞を読み、社会を見る」ことが大切であること、さらに、難題に直面した際には、自分で考え抜いたうえで、それでもわからない場合には一人で抱え込まず、上司や周囲の人に相談することが重要であるとの実践的なアドバイスもいただきました。
学生たちは講義に熱心に耳を傾け、防災・減災に向けた備えや対策について自らの考えを深めるとともに、講義終了時間になってもなお多くの手が挙がるほどの多くの質問を行いました。本講義は、学生にとって社会の課題を自分ごととして考える貴重な学びの機会となりました。




