本学理工学部 建築学専攻の来間海人さん(4回生)が、自身が手掛けた卒業設計で相次いで受賞・入選を果たしました。
1つ目は、1989年に発足した歴史ある建築学生団体「京都建築学生之会」が主催する、日本最大級かつ関西で最も権威のある合同卒業設計展「Diploma×KYOTO'26」です。今年で35回目となる当大会は、先月21日(土)から23日(祝・月)にかけて、京都市勧業館「みやこめっせ」で開催されました。計228点の卒業設計作品が集結し、3日間それぞれ異なる審査員を迎えて公開講評が行われ、最終日に来間さんと京都大学の応募者による最終決選投票が行われた結果、来間さんの作品が2位に選出されました。

2つ目は、仙台建築都市学生会議が主催する「せんだいデザインリーグ卒業設計日本一決定戦」です。こちらは、今年で第24回を迎えるコンペティションで、本年度は全国から計755点の応募がありました。一次審査でセミファイナルとして100作品が選出され、最終的に来間さんの作品が100選に入賞しました。本学は、理工学部の第一期生が卒業した2024年より参加していますが、来間さんの100選入賞は、大和大学として初の快挙となりました。


来間さんの卒業設計のタイトルは「ツッコミ建築論:ボケであふれる都市の上方喜劇化」(指導教員:包慕萍教授)です。都市の中に潜む建築的な矛盾や無意識のユーモアを「ボケ」として捉え、それに対して建築的な手法で「ツッコミ」を入れることで都市全体を上方喜劇のように劇場化するという提案を行いました。そのユーモアに富んだ提案には、藤森照信流の路上観察学の調査方法が活用されて、その設計手法が高く評価されました。
今回の受賞にあたり、来間さんは「このような熱気のある場で自分の建築観を評価していただけたことは大きな自信になりました」と感想を述べていました。来る4月から大学院に進学する来間さんの、今後のさらなる飛躍を期待しています。



