12月17日(水)、政治経済学部の授業「キャリア研究I」において、NTT西日本株式会社 ミライ事業共創室長 市橋直樹氏をお招きし、実学講座を実施しました。
今回の講演は、「自分も会社も社会も活かすイントレプレナーという働き方」とのテーマで、冒頭「イントレプレナー(社内起業家)」の魅力について解説いただきました。市橋氏はご自身の歩みを回顧し、業務上の壁に悩んだ「不遇の時代」から、いかにして「会社という器で社会課題を解決する」というマインドセットへ転換したのか、実体験をもとに熱く語っていただきました。
また、同社のオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」の事例を紹介されたほか、講演の後半は、時代の変化に伴いNTTグループが導入している「専門性を重視する新人事制度」や、オープンな採用といった人材戦略の変化にも言及されました。これからの時代は会社に依存するのではなく、自律的にキャリアを築く人材が求められていると指摘。「イントレプレナー」として生きることは、会社のためだけでなく、自分自身の市場価値を高め社会貢献にもつながる働き方であると、学生たちにその意義を説かれました。
最後に、学生に向けて企業が求める人材像や、失敗を恐れずまずは一歩踏み出すことの重要性について、力強いメッセージをいただきました。




