先月、作業療法学専攻の3年生が9週間の「臨床実習」を終了しました。学生たちは、近畿圏の病院や福祉施設などさまざまな現場で「人の生活を支える作業療法」を体験し、誰かの力になれる作業療法士としての魅力を直接体験してきました。
このたび、実習のまとめとして学内で症例報告会を開催し、学生一人ひとりが現場で見て学んだことを発表しました。対象者との接し方、状態を見極める評価の方法、生活をより良くするためのアプローチなど、内容は多岐にわたりました。
発表後には質疑応答が行われ、学生や教員を交え白熱した議論が展開されました。現場で本気で向き合ったからこそ生まれる深い話が多く、学生の心にも深く残ったようです。今回の実習と報告会を通して、作業療法士という仕事のやりがいや奥深さを実感した学生たち。今回の経験を糧に、学生たちはさらなる成長を遂げていくことを期待しています。 最後に、実習の受け入れにご協力いただいた病院や福祉施設のスタッフの皆様、対象者の皆様に、心より感謝申し上げます。





