10月から11月にかけて、本学社会学部の1・2年生を対象とした「社会学プロフェッショナル講座」を相次いで実施しました。
「社会学プロフェッショナル講座」は、学生のキャリアデザイン形成に役立てることを目標に、各分野の有名企業や専門家の方々を特別講師としてお招きし実施しています。今回は、関西テレビ放送、日本郵便、JTBより、第一線で活躍する皆様にお越しいただきました。
10月27日(月)は、関西テレビ放送株式会社 クリエイティブ本部 報道局報道センター 専門部長の宮田輝美氏をお迎えし、宮田氏がこれまで制作に携わってきたドキュメンタリー番組を映画化した作品「揺さぶられる正義」を主なテーマに、社会学部2年生207人が講義を受けました。宮田氏がこれまで関わってきたテレビ業界の仕事や、今回の映画化に至る経緯などについて紹介いただき、映画では見られない文字通り“舞台裏”についての話を交えながら、「正義」とは何かについて深く考える機会となりました。(ご参考:映画「揺さぶられる正義」公式サイト)
続いて11月12日(水)は、日本郵便株式会社 近畿支社副支社長 藤井良裕氏をお迎えし、「郵便局の役割」というテーマで、社会学部1年生189人が講義を受けました。藤井氏からは、該社の経営理念「一人ひとりの人生に寄り添う。すべての人の心をあたためる」や事業内容について紹介いただきました。とりわけ、郵便局の役割を説明される中で、社員がどのような業務に携わろうともその基本姿勢として「笑顔で人と関わること」が最も大切であることを、強調されました。
11月17日(月)には、株式会社JTB執行役員 西日本エリア広域代表の北村豪氏をお迎えしました。社会学部2年生207人が「JTBのビジネス」をテーマに講義を受け、北村氏からはツーリズム産業の概略と、該社の歴史から見る事業の変遷についてお話をいただきました。そして、コロナ禍を経た現在、単に「旅行」を扱うのではなく、交流創造事業として「心が動く瞬間を紡ぐ」新しい価値の創設に力を入れるという、JTBグループの新たな戦略についても紹介いただきました。





