基礎セミナーⅠ・Ⅱの総合教育では、1年生と2年生が合同で学習をしています。前期最後のセミナーでは「私の看護観」について、各チーム1年生と2年生合同でディスカッションをしました。
まずは、互いに自己紹介をし、ディスカッションを行いました。最初は、なかなか意見を言い出せない1年生でしたが、2年生の優しい声かけに徐々に打ち解け、笑顔で活発な意見交換ができるようになりました。
「看護観って難しいです」と伝える1年生に、2年生が「どんな看護を受けたいか考えよう」と助言し、ひとりひとりが「自分自身が患者さんの立場ならば…」と考え、積極的に意見を出し合い、まずは付箋に意見を書いたものを模造紙にカテゴリー別に整理し、各チームがイラストなど加えて完成させました。

そして、出来上がった「私の看護観」について、他のチームが学会のポスターセッションのように、興味深いチームを回り、さまざまな「私の看護観」に触れることができました。1年生は、入学して3ヶ月、定期試験の学習もしながら、いよいよ看護職になるのだという自覚が芽生えてきました。そして、2年生は8月から始まる基礎看護学実習Ⅱの実習に向けて、改めて「私の看護観」を覚知して臨地実習へ意識を高める機会となりました。同じ学び舎で学ぶ、看護学科の先輩後輩との関わりは、きっと未来への夢に対して大きな心強さになったことでしょう。
大和大学の学生は、これからも「私の看護観」について、日々の座学や演習、実習を通して更に具現化し、患者さんにとって、素晴らしい看護を提供できる看護職目指して、前進していきます。