保健医療学部看護学科の基礎看護学は、基礎看護学実習Ⅱの実習を、大阪を中心とした病院と提携して豊かな感性が築けるよう、はじめて患者様と触れ合う看護を通し看護過程を中心学ばせていただいています。
今回の実習病院の紹介は、枚方市に位置し、「強く、やさしく、頼れる病院」をモットーに地域に根差した急性期病院の枚方公済病院です。枚方公済病院は、313床、27診療科、専門医による医療、救急医療に注力されており、看護部は超急性期から退院支援まで対応できる看護師の育成をされています。
この病院は、入院期間が短いため、入院前から退院支援を行い、患者さんの生活背景をとらえた看護が重要です。そのため教育に力を入れており、新人教育は年間のプログラムに沿って実施、特に「患者の気持ちになる」ことを目的に4月下旬に「患者体験1泊入院」を行っています。キャリアラダー研修では大学講師によるリーダシップ研修、問題解決の取り組み指導、看護研究での個別指導および院内認定制度など学ぶ機会は多くあります。さらに、キャリアアップを目指す人には認定看護師や特定看護師への道も支援しています。
このような教育支援に力を注いでいる病院で、学生たちは看護の第1歩となる基礎看護学実習で、貴重な体験をしております。
Evoto