作業療法学専攻では、臨床で作業療法士として活躍している本学の卒業生によるリレー形式の講話で構成される「作業療法特論Ⅱ」が4年生を対象に開講されています。

今回実施されたリレー講義はその第3回になります。今回（7月4日）、住友病院で活躍されている樋口愛理先生（本専攻6期卒）をお招きし、急性期病棟の臨床におけるリハビリテーションの実際についてご講義いただきました。実際に臨床の現場で関わった2名の症例を通し、急性期ならではの具体的な作業療法の介入や経過について詳細に説明していただきました。また、ポイントとなる箇所では国家試験に関連する知識をクイズ形式で出題され、学生は普段の学習で培った知識をアウトプットすることができていました。

さらに、急性期病院で作業療法士として勤務する楽しさや充実感、そして国家試験に向けたグループ学習や学生生活面へのアドバイスなどが盛り込まれ、4年生にとっては各自がモチベーションを高めるための実り多い機会となりました。

卒業生も臨床で頼もしく活躍しています。作業療法学専攻では5年連続の国家試験全員合格に向けて一丸となって突き進んでいきます。

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