生物生命科学専攻の中瀬由起子教授が寄稿した書籍「発酵・醸造の新展開 育種、プロセスDXから精密発酵、アップサイクルまで」が発刊されました。
中瀬教授は、味噌や醤油、日本酒など私たちの身近な発酵食品を作るのに必要不可欠な発酵を担う微生物「酵母」の研究をしています。
この書籍では、酵母は高温になると自ら増殖にブレーキをかけてしまう「高温増殖抑制メカニズム」の研究について紹介しており、発酵や醸造に関する基礎研究から企業による応用研究まで、幅広い内容を網羅しており、専門性の高い一冊です。
また、将来的には、大和大学のキャンパス内で採取した野生酵母を活用し、パンやクラフトビールを“大和大学ブランド”として製品化し、研究成果を地域や社会に還元する取り組みを目指しています。
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