作業療法特論Ⅰでは、「縦の繋がりの強化」と「社会人・医療人としてのスキルの定着」を行う授業です。今回は作業療法学専攻4年生が、1年生に「立位姿勢」と「筋肉の仕組み」についての模擬講義を行いました。
4年生は現在、国家試験合格に向けて勉強しています。知識は豊富なのですが、後輩の1年生を教えるのに少し緊張気味でした。しかし、いざ教卓に立つと教員顔負けの授業のうまさです。「立位姿勢」では立った姿勢での重心・重心線や立った時の重要な筋肉などを講義し、「筋肉の仕組み」では筋肉の種類および特徴を、1年生に分かりやすい表現で説明していました。授業の構成は、まず講義を行い、次にポイントをまとめ、実際に国家試験にチャレンジするという手順でした。
4年生は1年生に教えることで普段の国家試験の知識をアウトプットし、理解を深め、1年生は基本的な知識を深めることになります。先輩と後輩の交流にもなり、とても充実した時間になりました。