政治経済学部二年生を対象にした実学講座は6月30日、大学に隣接する敷地に建つアサヒビール吹田工場総務部の石川さくらさんらを講師に招いて開かれた。石川さんは2023年入社した若手。石川さんは同期や若手からの大学生に対するメッセージも披露し、就職に向けて大きな励ましを学生たちは受け取りました。
吹田工場は1891年に「大阪麦酒会社」の名前で始まった、同社最古の歴史を持つ生産設備であることが冒頭、紹介された。甲子園4個分の敷地内で670人の従業員が働き、西日本の大部分のビールや関連商品の生産拠点になっていることをご説明いただきました。
最近の同社のコマーシャルにも登場する「スマートドリンキング(スマドリ)」が、「お酒に多様性の文化を」という視点から適正飲酒の推進を追求するものであることなどを分かりやすく、詳細にご紹介いただきました。
最後の質問タイムには、「日本酒をつくらない理由」「スマドリのきっかけ」など企業運営の本質を問う鋭い問いも出され、内容の濃い90分となりました。