教育学部の「くらしと福祉」の講義に、スペシャルゲストとして国内最大規模の少年院である加古川学園・光岡園長にお越しいただき特別講義を行いました。
光岡園長先生から直接、入院生の状況や学園での矯正教育についてお聞きし、教師をめざす学生たちとしては司法や更生への知識や責任の重さ、教育の大切さを学びました。160人の受講生に2名の府立支援学校教員も聴講し、学生の皆さんも将来の教師としての自分ごととして捉えたようで、講義後は活発な質疑が交わされました。
受講生からは「今回お話を聞いた中で矯正教育とは一体どのようなものであり、少年院で生活した子どもたちが将来、さまざまなことを関わっていく上で、どのように教育を行っていけるのかを考えていきたいと思うきっかけになりました。」などの感想が寄せられました。
国家公務員(法務省)である法務教官の受験には教員免許は不用とのことですので、教育学部以外の学生さんにとってもやりがいのある仕事の一つかもしれません。