5月21日(水)、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)理事で地域まちづくり本部本部長の小田雄生氏による講演を、政治経済学部「キャリア研究Ⅰ」の講義にて実施しました。
ご講演のテーマは「駅からはじまる魅力あるまちづくり」でした。講義の内容は、3部からなり、まず「JR西日本の置かれた状況とまちづくり」として、国鉄からJRへの転換と地域まちづくり本部における取組の全体像を説明頂きました。
続いて、「JR西日本の進めるまちづくり」に関して全社的な取り組みの説明をされたうえで、京阪神エリア(大阪駅や京都駅、広島駅、三ノ宮駅)などでの大規模再開発の取り組みに関して、単なる交通の結節点ではなく、人が集まり過ごしたくなる場所づくりを進めていることを具体的に説明して頂いた。
最後に、「鉄道のある暮らし」として交通機関とJR西日本としての取り組みと方向性に関してマクロ面・ミクロ面に関して詳細ながらも分り易く解説していただいた。
以上、小田氏の講義は、JR西日本として「移動手段の提供」のみならず「地域における暮らしを支える企業」という、鉄道を基軸とした地域貢献の在り方を熱く語っていただけました。
具体的で説得力のある講義であったこともあり、20数名(1名は2回)の学生からの質問があった。それら全ての質問に対して、大変丁寧にお答えいただいたこともあり、学生の満足度も高い学びの多い講義になりました。
