本学理工学部 建築学専攻の包 慕萍教授が京都の徳正寺で開催された一般社団法人 日本建築学会主催 アジア建築交流国際シンポジウムの企画・司会を行いました。
アジア建築交流国際シンポジウムは、1986年の日本建築学会創立100周年の記念事業として開催した「アジア圏建築交流国際シンポジウム」から始まり、現在では、日本建築学会の他に大韓建築学会・中国建築学会が共催し、日中韓の建築学会が2年ごとに持ち回りで開催する協定を結び、今日に至っています。
今回、包 慕萍教授は、「生の基盤の再構築に向けて建築実践を拡張する」というテーマを企画し、当日の司会を務めました。
このシンポジウムでは、「スラム街の復興」や「災害時にどのように地域のコミュニティーを復旧するのか」などについて筑波大学の教授と共に発表しました。
発表では、スリランカのスラム街でこどもたちに教育を十分に行うには建物にどのような工夫をすれば良いのかや、東日本大震災のような大災害時において、被災した方々のコミュニティー再開に向けて建築物はどのような役割を果たすのかについて活発に議論されました。
