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ニュース: 保健医療学部

<保健医療学部>理学療法学専攻3年生がイギリス・ブライトンで1ヵ月間の留学をしました。

2025年5月4日

保健医療学部 総合リハビリテーション学科 理学療法学専攻3年生が、イギリスのブライトンに短期留学をしました!
その体験を紹介します。

はじめに

こんにちは。私は保健医療学部 総合リハビリテーション学科 理学療法学専攻に所属する大学3年生です。2025年2月24日から3月23日までの1ヶ月間、イギリス・ブライトンで短期留学を経験しました。

現地では語学学校に通い、英語を学びながら、世界各国から集まった人々と交流する貴重な時間を過ごしました。この記事では、「なぜ理学療法を学ぶ学生が留学に挑戦したのか」「どんな体験をし、何を得たのか」をお伝えしたいと思います。

留学を決めた理由

私には将来、海外で理学療法士として働きたいという夢があります。そのためには、語学力だけでなく、国際的な視野や異文化理解も必要だと感じていました。また、大学入学当初から「いつかは海外に行ってみたい」という思いもあり、思い切って留学を決意しました。

渡航先をブライトンに選んだ理由は、シンプルに「プレミアリーグの試合を生で観たい!」というサッカー好きとしての願望からです。特に、三笘薫選手のプレーを現地で観戦するという夢を叶えることができ、最高の経験となりました。

初めての海外生活

留学は大学の説明会を通じて申し込みました。初めての海外渡航だったこともあり、乗り継ぎを含めて約20時間のフライトは大変でしたが、現地での新しい生活にワクワクしました。

滞在はホームステイ形式でしたが、実際に一緒に暮らしたのはサウジアラビアからの留学生5人と私ひとり。ゲストハウスのような環境での共同生活が始まりました。ホストファミリーは近所に住んでおり、毎晩家に来て夕食を作ってくれました。

当初は不安もありましたが、サウジアラビアの学生たちはとてもフレンドリーで、すぐに打ち解けることができました。ちょうど滞在中はラマダン(イスラム教の断食月)で、彼らとその文化を共に体験できたことは、自分にとってかけがえのない思い出になりました。

語学学校での学びと挑戦

語学学校にはヨーロッパを中心とした学生が多く、最初はその雰囲気に圧倒され、「自分、大丈夫かな…」と不安になることもありました。授業はすべて英語で行われ、リスニングだけで精一杯の日々が続きました。

留学前のTOEICスコアは500点ほどで、スピーキングやライティングはほぼ未経験。伝えたいことがうまく言えず、くやしい思いをすることもありましたが、先生やホストファミリーから「間違ってもいいから話してごらん」と温かい言葉をもらい、少しずつ自信を持って話せるようになりました。

週末の過ごし方と街の魅力

週末には学校が休みだったので、ブライトンの海辺や街を散策したり、ロンドンまで足を伸ばして観光を楽しんだりしました。ブライトンは海と自然に恵まれた、とても落ち着いた街で、マーケットやカフェも多く、どこを歩いても絵になる風景が広がっていました。

よく「イギリスはご飯が美味しくない」と言われますが、私はそう感じませんでした。むしろ多国籍の料理を楽しめて、食事も満足できました(ただ、外食は少し高めなので驚きましたが…)。

留学費用について

留学費用については、やはりヨーロッパ圏であるイギリスは高めでした。私はアルバイトでできるだけ貯金し、足りない分は両親に借りました。現在、その分を少しずつ返済中です(笑)。それでも、この留学はそれ以上の価値がある経験だったと思います。

最後に

1ヶ月という短い期間ではありましたが、自分にとっては大きな一歩でした。語学力はもちろん、異文化に触れ、世界が広がる実感を得られたことが、これからの自分の大きな糧になると思います。

この記事が、留学や海外に興味がある方、進路に悩む方の背中を少しでも押すきっかけになれば嬉しいです。

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