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海外でのワーキングホリデーで積極性と、めげない心を得た!

内面と向き合い、
より自分を好きになれました

高校の特進コースに進学し、サッカー部に所属。勉学とスポーツを両立しながら、多忙な日々を過ごしていた。当時の夢は、TVの裏方やカメラマン、編集など、メディア関係の仕事に就くこと。その目標に近づくために、適した教育が受けられそうだと思って大和大学へ。

迫 将瑛
社会学部 社会学科

私立常翔学園高等学校 出身

Working holiday

ワーキングホリデーに参加し、さまざまな「初めて」に挑戦

高校時代に海外から留学生がやって来たのですが、自分の英語力が低かったためにうまくコミュニケーションが取れませんでした。そのことをきっかけに「海外の方とつながってみたい」と、英語に興味を持つようになりました。そして大学に入学後、留学に行くことを決意。「親に頼らず、自分のお金で行く」と決めていたので、学費が高すぎる留学は断念し、ワーキングホリデーに挑戦することにしました。

ワーキングホリデーとは、海外で働きながら勉強したり旅行したりできる、青年限定のビザ制度のこと。私は1年間オーストラリアに滞在し、仕事探しや家探しなど、海外で多くの「初めて」を経験しました。

オーストラリアで初めて挑戦したことのなかには、フットサルやマラソンなどのスポーツがあります。2023年11月には、韓国人の友人に誘われて、ハーフマラソンにチャレンジしました。経験はありませんでしたが、なんとか完走。さらに翌年6月、現地でできた日本人の友だちに「出ようよ!」と誘われてフルマラソンにも挑戦。もちろん経験はありませんでしたが、「よし、やってやるか!」と、人生初の42.195kmのフルマラソンを完走。大きな達成感を得ることができました。

Action

“世界的なアパレルチェーンに通い続けて、採用を獲得!

ワーキングホリデーというからには、何らかの仕事をする必要があります。そこで到着後、さっそく仕事探しをスタート。100社以上に応募しましたが、1件しか返事が返ってきませんでした。その1件である寿司店に採用されたものの、たった2日でクビになってしまいました。理由は「英語力が低いから」。一緒に採用された他の日本人より話せていて、困っていたその子たちを助けてあげていたのに……。「なぜだ!」と理不尽に感じ、とても悔しい思いをしました。ただ、絶対に1年は帰らないと決めていたので、めげずにがんばろうと奮起しました。

もともと、世界的なアパレルチェーンの梅田店でアルバイトをしていた私。オーストラリアにも同じブランドのストアがあったので、店に直接、履歴書を持参しました。3〜4回断られましたが、何度も訪れてアピール。通い続けた結果、めでたく雇ってもらえました。実際に働き始めたら、日本人ならではの勤勉さで高評価を獲得。フルタイムの正社員として採用されたのです。

ワーキングホリデーの主な目的は英語力向上でしたが、それ以上に新たな価値観を知れたことが大きな収穫でした。日本にいるときと同じパーソナリティや行動では、あらゆる点で通用しないことを痛感しました。「海外の方はフレンドリーで勝手に話しかけてくれるもの」だと思っていたのですが、実際はこちらから行動しない限り、心を開いてくれないケースがほとんど。もともと自分から話しかけるタイプではなかったものの、こちらから積極的にアクションを起こすことを徹底しました。

Focus

卒業後もさらに進化できるよう、海外で働きたい!

オーストラリアでは多くの友人ができ、帰国前の送別会では帰りたくなくて号泣してしまいました。ワーキングホリデーを通じて大きく変わったことは、周囲の目を気にせずに自分自身にフォーカスできるようになったこと。それまでは「周りからよく思われたい」と、常に人の目を気にして生きていたのですが、今では気にならなくなって自然体でいられるように。その結果、自分のことが好きになりました。

また、海外に出たことで自分がいかに日本について無知であったかを実感。思っていたよりマンガなどのカルチャーや日本人の国民性が評価されており、世界で愛されていることを知りました。日本の魅力を再発見できたことも、ワーキングホリデーに参加したことのメリットです。

もともと、メディアに関心があって大和大学に進学したのですが、ワーキングホリデーを通して語学や世界に興味がある自分を発見することができました。この経験を通して芽生えた目標は、グローバルな仕事がしたいということ。社会人になってからは、少しでも早く会社に認められる人間になり、駐在員として世界というフィールドで働きたい。できればオーストラリアとは違う国に行って、新たな価値観と出会い、自分を進化させていきたいと考えています。

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