高校時代は音楽に熱中。さまざまなジャンルを聴いたり、演奏したりしていた。また、学生用の月刊マガジンや小説を熟読しては、地方の学校の図書館に寄付。自分自身の成長や他人への貢献を意識していた。学校を訪れた日本人と交流する機会があり、日本に興味を持つように。卒業後、経営と経済の両方を学べる大和大学へ留学する。
出身国:ネパール
私が日本のことを知ったきっかけは、通っていたネパールの学校に毎年日本人がやってきて、生徒と交流していたこと。さらに学校には、研究を目的に日本人の支援を受けた生徒が数名いました。そんな環境だったので、自然と日本に興味を持つようになったのです。
私の将来の夢は、日本の企業で経験を積んだ後に、ネパールで事業を始めること。経営を学ぶうえでは、経済の知識もとても重要です。大和大学の政治経済学部では、経営と経済の両方を学ぶことができ、2年生からは「経営学専攻」「経済学専攻」のどちらかを選択できます。ファイナンスや国際経済、投資、金融政策などを総合的に学ぶことで、ビジネスに挑戦する準備ができるはず。そう考え、大和大学への留学を決意しました。
実際に入学してみたところ、各業界をけん引する企業の具体的な事例を取り上げ、個人研究やグループディスカッションを通じて深く学ぶ機会が多くあって大満足。そのような経験を積み重ねながら自分の将来について考え、適切な道を選ぶ環境が整っています。ここでなら学びを深め、日本人学生や留学生たちと交流しながら、自分を高めていけるでしょう。また大和大学では、さまざまな企業と直接関わる機会がたくさんあります。業界の現状や企業文化について深く知れるので、自分のキャリア選択にも役立つはず。大学が提供するキャリアガイダンスは包括的で、将来のキャリアパスについて具体的なアドバイスがもらえ、効率よく目標に向けた準備ができると感じています。
政治経済学部の授業で学べる経済理論やビジネス戦略は、現実世界やビジネス現場で起きていることと直結しています。実例を通して知識を吸収できるので、理解が深まるのがポイント。経済やビジネス理論を学ぶことで、ひとつの問題をさまざまな角度から捉える力が身につくでしょう。また、授業でのディスカッションやグループワークで他の学生と意見を交換し、一緒に問題を解決する体験ができます。これによって、コミュニケーション能力やチームワークを養えるのもポイントです。
海外の友人や日本人学生と交流する機会が多く、さまざまな文化を学べるのも大きな魅力。国際的な視野が広がり、多文化理解も深まります。これまでで一番印象に残っている授業は、グループで紙の塔を作る課題に取り組んだこと。みんなで協力して高い塔を作ろうと頑張った経験は、とても楽しかったです。チームワークによって目標を達成し、多くの学びを得ることができました。さまざまな企業の方から話を聞き、グループレポートを作成する講義も印象に残っています。
学び始めて特に難しいと感じたのは、基礎的な内容についての授業です。経済や経営の基本的な概念や理論を理解するのに、少し時間がかかりました。基礎をしっかり理解しておくことが、その後の学習のためにも非常に重要。日本人の友人と積極的にコミュニケーションを取りながら、理解を深めることができました。
経済経営学科で学ぶうちに、コミュニケーションスキルや意見を効果的に表現する能力、プレゼンテーションやグループディスカッションを通じて協力する力が身につきました。理論だけでなく実践的なスキルも磨くことができ、インターンシップや企業との連携プログラムなど、実践的な経験を積む機会もたくさんあります。学業以外にもクラブ活動やイベントが盛んで、学生生活を満喫しています。多くのクラブやサークルがあり、自分の興味や趣味を深めることもできました。
大学での一番の思い出は、「和纏祭」と韓国の学生との国際交流したことです。学祭では日本人学生と留学生がともに協力し合って、さまざまな国の食べ物を紹介できてうれしかったです。韓国の学生とは、リモート系のアプリを使って言語の壁を乗り越え、それぞれの文化や観光地について情報交換ができてとても楽しかったです。少しだけ、韓国語も学べました。
大学卒業後は、日本での就職を目指しています。日本企業で実践経験を積んで大きく成長し、将来ネパールで起業するための基盤を築きたいです。ビジネスや業界についての基礎知識を深めると同時に、職場でのコミュニケーション能力を磨き、異文化理解を促進。そこで培った知識と経験を活かして、ゆくゆくは自分の会社を立ち上げ、日本市場への進出も視野に入れたグローバルビジネスに挑戦したいです。
楽しみがいっぱい!