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『建築新人戦2021』ベスト100入選。次は『デザインレビュー2022』へ挑む!

熱中できるものに
出会えた!
森 恭彰
森 湧梧
水田 周作
Profile
森 恭彰

大阪市立桜宮高等学校 出身

自衛官や警察官に憧れていたものの、高校卒業後は大和大学へ進学。『建築新人戦2021』で、ベスト100に入選を果たす。その後、『デザインレビュー2022』にも挑戦。新しいチャレンジを通して、積極的にスキルアップに励んでいる。

Profile
森 湧梧

智辯学園和歌山高等学校 出身

応援団の活動に打ち込んでいた高校生の頃に、建築の世界を目指すことを決意。新設されたばかりの学部で学生数が少なく、教授と深く関われそうだったことから大和大学を志望する。講義とは別に新しいことに挑戦したいと考え、同級生の仲間たちと『デザインレビュー2022』に応募。

Profile
水田 周作

京都府立北嵯峨高等学校 出身

高校時代は、地学部の部長として活躍。その頃から、モノづくりの世界に興味を抱く。京都出身で古都の街並みに関心があり、住宅やインテリアについて学びたいと思うように。理工学部が誕生することを知って、進学先として大和大学を選ぶ。入学後はコンペに参加するなど、学外の活動にも力を注いでいる。

Passion

寝る間を惜しんでコンペに集中!入選したときの喜びは格別

『建築新人戦』というのは、建築を学んでいる学生向けのコンペです。入選した100作品が並ぶ展示会を見に行くなど、1年生の頃からコンペに強い関心がありました。応募にあたって与えられた課題は、指定された集合住宅の最上階の一室の改修計画。変えることのできない外観を器に見立てて、そのなかにどんな生活を盛り付けられるかを考えました。集合住宅に自然や大地、焚火を採り入れ、火や雨の音、土の匂い、植物の彩り、ハーブの香りなど、季節の移り替わりを五感で感じながら、個人・家族・社交・グローバル(オンライン)の時間を積み重ねることができる空間を創出。「ペトリコール:時の器」と名付けた私の作品は、史上最多の応募数だった1157作品の中からベスト100に入選しました。

建築設計では、自身が考えた空間のイメージを具現化するために、パースと呼ばれる絵を描きます。頭のなかに描いていた空間をリアルに落とし込むのですが、それがとても難しかったです。また、模型の製作も苦労したことのひとつ。1/30スケールの模型を一人で手がけ、2~3週間ほど費やしました。大変なことの連続でしたが、自身が考えたコンセプトが少しずつカタチになっていくことが楽しかったです。ベスト100に入選したときの喜びは、言葉では言い表すことができません。

現在は、同級生と一緒に、『デザインレビュー2022』という学生向けのコンペに挑戦中。住む人、暮らし方、住戸の形態、空間の使い方や役割をあえて決めないことをコンセプトとし、「Undefined Space~流動する共同体~」という作品を手がけました。その狙いは、変化し続ける社会に適応するために、住まいに無限の可能性を持たせること。使い方次第で、単身者や家族向けの住居、二世帯住宅、 職住一体住居兼店舗などとして、フレキシブルに活用できる集合住宅が完成しました。住民同士の共同体意識を育むために、空間に円形の環(スラブ)を設けたほか、コミュニティが停滞しないよう最上階を民泊に。『建築新人戦』と違って同級生2人と組むことで、それぞれの長所や強みを融合させた作品ができたと自負しています。お互いの得意分野について教え合うことで、多くの表現方法を身につけることもできました。

大和大学に入学して、高校時代と大きく変わったことは、熱中できるものに出会えたこと。コンペの準備に没頭しすぎて気がついたら朝、ということが何度もありました。こんな経験は、高校時代には一度もありませんでした。今後の目標は、さまざまなコンペに応募して賞を獲得すること。卒業後は、より専門的な知識を身につけるために大学院に進学し、研究者&建築家として活躍できる「プロフェッサー・アーキテクト」を目指します。

〈森 恭彰〉

Widen the view

他大学の学生のコンペ作品を目の当たりにして、視野が大きく広がった!

『デザインレビュー2022』にチャレンジしようと決断した理由は、他大学の建築学生の作品を見てみたかったから。講義以外の活動にも積極的に取り組みたかったことも、理由のひとつです。チームで挑むにあたって努力したことは、一つでも新しい表現の技術を身につけること。同時に、チームのなかで「自分がどう振る舞えば、企画がスムーズに進むのか」を考えながら行動することを心がけました。

この挑戦を通して得られたことは、数ヵ月という時間を費やして作品をつくる大変さと達成感。自身の意見や考えを他のメンバーに伝えることや表現方法に苦労しましたが、最後までやりきる力と責任感が身につきました。3Dでの建築物の表現方法を学べたことも、大きな収穫です。一番印象に残っているのは、他大学の学生の作品に触れる機会があったこと。全国の建築学生がどのような考え方や表現の仕方をしているのかを知ることができ、もっと成長しなければと刺激になりました。

コンペに挑むうえでありがたかったことは、大学のサポートが充実していたこと。大和大学は先生方との距離がとても近く、いつでも何でも相談できる環境です。講義外の活動にもかかわらず、先生方からアドバイスをいただいたことは一度や二度ではありません。研究室を自由に使わせてもらえたこともありがたかったです。好きな建築の研究に没頭できる今は、高校時代と比較すると格段に楽しいです。今後も積極的にコンペに参加し、結果を残したいです。

〈森 湧梧〉

Group work

コンペに参加して、力不足を痛感!学修意欲がさらに高まった

『デザインレビュー2022』は課題がなく、自由な発想で手がけた自身の作品を評価してもらえるコンペ。その点に魅力を感じ、参加することにしました。お互いに意見を出し合いながら準備を進めていくなか、次第に役割分担ができ、私は主にイラストや画像の加工、プレゼンボードの作成を担当。作品の魅力を言葉ではなく、一枚のプレゼンボードに詰め込んで表現することが難しかったです。

メモ書きのようなアイデアが、作品としてカタチになったときの喜びは格別。仲間と助け合うことで一人ではできないことを成し遂げることができ、大きく成長できた点も、コンペに参加してよかったことです。また、受け身で学んでいた高校時代と異なり、主体的に学び、考え、行動できるようになりました。

今回のコンペを通して、自身の力不足を痛感しました。講義で学ぶだけでなく、親身に相談に乗ってくれる経験豊富な教授陣から多くのことを吸収するなどし、今後さらに建築の知識を深めていきたいと考えています。また、この経験を活かして、いずれは個人でもコンペに参加したいです。そして、多くのプロの方から評価されるような作品を手掛けていきたいです。

〈水田 周作〉

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