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TEACHERS

教員の紹介
木下 昭

氏名 木下 昭
職位 准教授
学部 社会学部
学科・専攻 社会学科
専門・研究分野 国際社会学・歴史社会学、アメリカ研究・東南アジア研究
研究キーワード 移民、国際結婚、留学生、ナショナリズム、日本語教育/移民子弟の教育、帝国
学部担当科目 外国史概論、グローバリゼーション論、地域研究、国際社会学特論、宗教と社会、外国史、専門演習、卒業研究
関連リンク
学位 博士(人間・環境学)
実務経験
現在の研究内容・課題 フィリピンは、日本帝国・アメリカ帝国・スペイン帝国の支配を受けた歴史を持っています。この経験がいかなる足跡を残してきたのかに関心があります。例えば、日本統治時代の日本語教育の経験が日本側・フィリピン側にどのように記憶されたのかを分析しています。そこにはアメリカ帝国の影が見て取れます。今後、日米、さらにスペインを交えて、三帝国の交錯がもたらしたものを明らかにしてゆきたいと思っています。このほか、戦前の在日留学生と日本社会との関係、アメリカ合衆国におけるイスラムの動向などに興味を持っています。
主な研究業績 【著作】
  • (単著)『エスニック学生組織に見る「祖国」:フィリピン系アメリカ人のナショナリズムと文化』不二出版、2009年
  • (共著)『来日留学生の経験:北米・アジア出身者の1930年代』不二出版、2012年
  • (共著)『帝国以後の人の移動:ポストコロニアリズムとグローバリズムの交錯点』勉誠出版、2013年
  • (共著)『メディア:移民をつなぐ、移民がつなぐ』クロスカルチャー出版、2016年
  • (共著)『移民が紡ぐ日本:交錯する文化のはざまで』文理閣、2018年
  • (共著)『移民の衣食住Ⅱ:海を渡って住むこと』文理閣、2025年

【学術論文】
  • (査読付)「占領地日本語教育はなぜ「正当化」されたのか:派遣教員が記憶するフィリピン統治」『東南アジア研究』(52巻2号)、2015年
  • (査読付)「占領下日本語教育はフィリピンでいかに記憶されたか : 普通教育をめぐる日米帝国間関係」『日本研究』( 65号)、2022年
主な所属学会 日本社会学会、日本移民学会、アメリカ学会