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TEACHERS

教員の紹介
渡壁 京子

氏名 渡壁 京子
職位 准教授
学部 情報学部
学科・専攻 情報学科
専門・研究分野 統計科学 教育工学
研究キーワード データ分析 機械学習 教材開発 リメディアル教育 統計的品質管理 
学部担当科目 データエンジニアリング基礎 コンピュータネットワーク データ分析基礎・演習
キャリアデザイン 専門演習 卒業研究
関連リンク
学位 博士(工学)
実務経験
現在の研究内容・課題

視覚障がいのある人の教育環境改善

点字翻訳は1文字ずつ点字に置き換える作業が基本であるため,点訳書の作成には非常に長い時間がかかっていた.現在では文字情報はある程度自動的に点字にできるようになってはいるが,英語や数学などの専門書には,通常の点訳知識だけではなく専門的な知識も必要となるため,完全な自動化には至っていない.また,近年は図表や画像など2次元にレイアウトされた文書も多くなっており,ますます点字翻訳が難しくなっている.そのため,視覚障がい者が教科書あるいは参考書などをすぐに手に取って利用できる状況にはない.そこで,学びたい人が少しでも早く点訳書を手にできるよう,機械学習などを用いた自動点訳の研究を進めるとともに,点訳だけではなくディスレクシアを含めた文字の読みにくい人への教材提供についても研究を進めたいと考えている.
主な研究業績 【論文】
  • 渡壁京子,数学の基礎学力が情報系科目の理解度に与える影響分析,羽衣国際大学現代社会学部紀要,第8号,35-46頁(2019)
  • 渡壁京子;小田まり子,放送・メディア映像学科1年制を対象とした数学リメディアル養育の実施報告,羽衣国際大学現代社会学部紀要,第7号,79-86頁(2018)
  • 渡壁京子;小林淳一;青山行宏;有薗育生,Taguchiの損失関数に基づく (x-s) 同時管理図の経済的運用法,日本経営工学会誌,第51巻 No.4,365-371頁(2000)
  • Kyouko Watakabe ;Ikuo Arizono,The Power of the (x-s) Control Chart Based on the Log-Likelihood Ratio Statistic,Naval Research Logistics,第46巻,No.8,928-951頁(1999)
  • 渡壁京子;立石広治;有薗育生;金川明弘;太田宏,Taguchiの損失関数に基づく計量規準型1回抜取検査の設計,日本経営工学会誌,第50巻 No.1,27-34頁(1999)
  • 渡壁京子;勝山茂;有薗育生,小サンプルによる複数の正規分布の同等性に関する尤度比検定,日本経営工学会誌,第49巻 No.3,154-159頁(1998)
  • 渡壁京子;勝山茂;有薗育生,正規分布の検定における対数尤度比統計量の近似に関する比較研究,日本経営工学会誌,第47巻,No.4,265-273頁(1996)
主な所属学会 情報処理学会