TEACHERS
教員の紹介
蘭 信三
教員の紹介
氏名 | 蘭 信三 |
---|---|
職位 | 教授 |
学部 | 社会学部 |
学科・専攻 | 社会学科 |
専門・研究分野 | 社会学:国際社会学、歴史社会学、戦争社会学 |
研究キーワード | 人の国際移動、ポストコロニアル移民、脱植民地化、グローバル化、聞きとり(インタビュー)、帝国のはざまを生きる、下からの歴史 |
学部担当科目 | 社会学入門Ⅰ、社会学入門Ⅱ、現代と社会、社会と歴史、社会調査法入門、社会調査法、質的調査法、基礎演習 |
関連リンク | https://eastagia-postcol.org/ |
学位 | 博士(文学):1997年京都大学 |
実務経験 | |
現在の研究内容・課題 |
国際人口移動研究 グローバル化に伴い顕著となった移民や難民等の「人の国際移動」を研究対象としています。そのマクロな社会変動と人々の生活世界の変化、それらとポストコロニアリズムとグローバリズムの交錯、そして人権規範の拡がりや社会意識のとの関連を国際社学的に研究しています。特に、かつての日本帝国圏をめぐる人の移動を主な研究テーマとし、ポストコロニアル移民と私が名づける中国帰国者や在日コリアン等を主な研究対象としています。その結果、移植民史という歴史社会学的研究や戦争社会学的アプローチも兼ねた複合的な研究となっています。 |
主な研究業績 | 主著に蘭信三『「満州移民」の歴史社会学』行路社、1994年。『中国帰国者の生活世界』(編者、行路社、2000年)。『日本帝国をめぐる人口移動の国際社会学』(編者、不二出版、2008年)。『中国残留日本人という経験』(編者、勉誠出版、2009年)。『帝国以後の人の移動-ポストコロニアリズムとグローバリズムの交錯点』(編者、勉誠出版、2013年)。『戦争社会学の構想』(共編者、勉誠出版、2013年)。『戦争と性暴力の比較史へ向けて』(共編者、岩波書店、2018年)。『引揚・追放・残留-戦後国際民族移動の比較研究』(共編者、名古屋大学出版会、2019年)。『なぜ戦争体験を継承するのか-ポスト体験時代の歴史実践』(共編者、みずき書林、2021年)。『シリーズ戦争と社会 3 総力戦・帝国崩壊・占領』(共編者、岩波書店、2022年)。『帝国のはざまを生きる』(共編著、みずき書林、2022年)など。 |
主な所属学会 |
|