大和大学 大志を、まとえ。

検索したいワードをいれて検索してください

またはサイトマップもご覧ください

TEACHERS

教員の紹介
加藤 久子

氏名 加藤 久子
職位 教授
学部 社会学部
学科・専攻
専門・研究分野 宗教社会学、歴史社会学、観光社会学/ヨーロッパ近現代史、パブリック・ヒストリー
研究キーワード 近代化、都市、宗教、教育、戦争、文化遺産、博物館
学部担当科目 外国史概論、外国史、地域研究、宗教と社会、国際社会学、専門演習I
関連リンク https://researchmap.jp/x_kato
学位
実務経験
現在の研究内容・課題
  • 後期近代化、都市化、世俗化などと呼ばれる、20世紀におきた社会の変化に関心を持っています。特に社会主義期のポーランドに新しく建設された工業都市に地方から移住してきた人々の間で、新しい生活様式や価値観(消費社会の到来、労働観や女性観の変容等)と、旧来の価値観や習慣、信仰心などがいかにせめぎあい、また融合・調和したかについて調査を行っています。同じ文脈で、日本の高度経済成長期の「団地」「ニュータウン」などにも関心を持っています。
  • また、上記のような時代を生きた人々の経験や記憶が、博物館やメディア、アート等を通じてどのように表現されているかについても調査を行っています。
  • 一般に「民主化の第三の波」と呼ばれる、南米・南欧・東欧、インド、トルコ、フィリピン等における民主化について、宗教的な要因に焦点を当てて研究しています。カトリック教会と民主化運動の関係、またその現代への影響が主な研究課題です。"
主な研究業績 【単著】
  • 加藤久子『教皇ヨハネ・パウロ2世のことば―1979年、初めての祖国巡礼』東洋書店、2014年12月
【共著】
  • 加藤有子編『ホロコーストとヒロシマ―ポーランドと日本における第二次世界大戦の記憶』みすず書房、2021年12月(分担箇所「ポーランド人と〈アウシュヴィッツ〉の近くて遠い距離」)
  • 中欧・東欧文化事典編集委員会編『中欧・東欧文化事典』丸善出版、2021年9月(分担箇所「ポーランドの博物館・美術館」「ポーランドの教会」「ヨハネ・パウロ2世とポーランドのカトリック教会」)
  • 木村至聖・森久聡編『社会学で読み解く文化遺産──新しい研究の視点とフィールド』新曜社、2020年11月(分担箇所「負の遺産~<モダニティ>をゆさぶるもの~」)
  • 伊達聖伸編『ヨーロッパの宗教と世俗』勁草書房、2020年10月(分担箇所「世俗の時代のヨーロッパにおける政教関係の構造と変容」「冷戦下での西ドイツ・ポーランドの和解に宗教はどう関与したのか」「スレブレニツァはヨーロッパの試験?」)
  • 渡辺克義編『ポーランドの歴史を知るための55章』明石書店、2020年9月(分担箇所「スターリニズムの時代――一元的支配体制の確立と動揺」「ゴムウカの時代――十月の春から三月事件へ」)
  • 櫻井義秀編『アジアの公共宗教 ― ポスト社会主義国家の政教関係』北海道大学出版会、2020年3月(分担箇所「公共宗教の光と影―ポーランドにおけるカトリック教会と公教育」)
  • 國學院大學研究開発推進センター編・古沢広祐責任編集『共存学4』弘文堂、2017年3月(分担箇所「共存の歴史として描かれたもの―ポーランドのユダヤ人の歴史博物館」)
  • 中野智世・前田更子・渡邊千秋・尾崎修治編『近代ヨーロッパとキリスト教――カトリシズムの社会史』勁草書房、2016年10月(分担箇所「社会主義政権下での宗教実践―スターリン期ポーランドの新興工業都市の暮らし」)"
主な所属学会
  • 日本社会学会
  • 日本宗教学会
  • 「宗教と社会」学会
  • 日本西洋史学会
  • 都市史学会
  • 現代史研究会
  • 東欧史研究会
  • ロシア・東欧学会
  • 日本比較政治学会