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TEACHERS

教員の紹介
德安 浩明

氏名 德安 浩明
職位 教授
学部 社会学部
学科・専攻
専門・研究分野 地理学 歴史地理学 農村地理学 環境史 地理教育
研究キーワード 人間活動 環境改変 伝統産業 たたら製鉄 鉄穴流し(砂鉄採取) 村落地理
学部担当科目 自然地理学概論 人文地理学概論 地誌学概論 自然地理学 人文地理学 地誌学 日本の地域文化 産業社会学
関連リンク
学位 博士(文学)
実務経験
現在の研究内容・課題 自然と人間の関係を考察するという地理学の立場から、伝統的な産業活動にともなう地域や環境の変化について研究してきました。とくに重点的にとりくんできた研究の対象は、木炭や砂鉄を原料としつつ、中国・東北地方で20世紀初頭まで行われていた製鉄業(たたら製鉄)です。最近では、鉄穴(かんな)流しとよばれる砂鉄採取業にともなう地形改変や環境変化、災害などについて検討しています。また、中学・高校の地理教育の学習内容に対して、その改善策を提言してきました。
主な研究業績 【学術論文・著書(分担執筆)】
  • 「近代以降におけるタタラ起源集落の再編成-岡山県苫田郡上斎原村遠藤の場合-」 立命館地理学6 1994年 pp.29-45
  • 「吉井川上流域における鉄穴流しと濁水紛争」 人文地理46 1994年 pp.628-641
  • 「鉄山経営者による耕地開発と集落形成-鳥取県日野郡江府町宮市原の事例-」 歴史地理学38-5 1996年 pp.2-18
  • 「近世・近代における中国山地の開発とタタラ製鉄-美作国西々條郡上斎原村の事例-」  地理科学54 1999年 pp.187-194
  • 「地理学における鉄穴流し研究の視点」 立命館地理学11 1999年 pp.75-97
  • 「鉄山労働者の性格に関する覚え書き」 高木正朗編『空間と移動の歴史地理(立命館大学地域情報研究シリーズ3)』 古今書院 2001年 pp.57-74
  • 「木地挽きとタタラ製鉄による林野利用の展開-美作国西々條郡上斎原村の事例-」 吉越昭久編『人間活動と環境変化』 古今書院 2001年 pp.203-215
  • 「タタラ製鉄の稼業と上斎原村」 「木器の生産と上斎原村」 「明治・大正期のタタラ製鉄と上斎原」 上斎原村史編纂委員会編『上斎原村史・通史編』 上斎原村 2001年 pp.214-258 259-291 342-360
  • 「オーストラリア―「鉄」にみる産業の特異性」 地理48-11 2003年 pp.88-93
  • 「伯耆国日野川流域における水害と治水-近世前期から1823(文政6)年の鉄穴流し制限令まで-」 日下雅義編『地形環境と歴史景観-自然と人間の地理学-』 古今書院 2004年 pp.200-213
  • 「地域区分と日本文化の東西」 地理50-7 2005年 pp.62-67
  • 「変化するタイガ―シベリアの森林資源と林業―」 地理52-5 2007年 pp.96-101
  • 地理教育における近世・近代の「山村」―課題とそのあり方 小林浩二編『実践・地理教育の課題』 ナカニシヤ出版 2007年 pp.237~252
  • 「丹後機業地域の変化―ちりめんから繊維類の総合産地へ―」 地理54―1 2009年 pp.54-59
  • 「高校地理教育における村落学習の課題と展望」 新地理58-2 2010年 pp.1-17
  • 「北海道の村落に関する学習内容の改善―屯田兵村の多様性と殖民地区画―」 2011年 pp.34-42
  • 「19世紀における伯耆国日野川流域の鉄穴流しにともなう水害と対応」 人文地理63 2011年 pp.391-411
  • 「近世前期の鉄穴流しによる地形改変と耕地開発」 安田喜憲・高橋学編『自然と人間の関係の地理学』 古今書院 2017年 pp.38-59
  • 「北上川水系砂鉄川流域における鉄穴流しの稼業と地形改変」 たたら研究58  2019年  pp.1-19
  • 「19世紀における美作国吉井川流域の鉄穴流しと稼業制限」 立命館文学672 2021年 pp.302-315
  • 「産業遺産としてのたたら製鉄と鉄穴流し鉱山跡」 地理67―6 2022年 pp.6-7・44-52
【博士学位論文】
主な所属学会
  • 日本地理学会
  • 人文地理学会
  • 歴史地理学会
  • たたら研究会
  • 日本地理教育学会
  • 全国地理教育学会