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TEACHERS

教員の紹介
立花 晃

氏名 立花 晃
職位 准教授
学部 社会学部
学科・専攻 社会学科・現代社会コース
専門・研究分野 芸術社会論、創造都市・創造産業論、文化政策論、クリエイティブ・コモンズ論
…等を中心に社会とアートの関係について、伝統工藝からコンテンポラリーアート、サブカルチャーに至るまで、アートをいかにマネジメントし、都市や地域、社会に“実装”するかについての研究をしています。
研究キーワード 芸術社会論、創造都市、創造産業、文化政策、クリエイティブ・コモンズ、アートマネジメント
学部担当科目 『現代と社会』、『キャリアデザインⅠ』、『基礎演習』、『都市と空間』、『質的調査法』、『まちと美術館』、『現代社会学概論』、『地域社会学』、『コミュニティ心理学』、『人間と暮らし』、『博物館実習』
関連リンク http://www2.memenet.or.jp/vitrea/treasures/index.html
学位 博士(環境人間学)、修士(環境人間学)、修士(芸術:制作(金属工芸))
実務経験
現在の研究内容・課題 私はこれまで、ものづくりと学術研究の二足の草鞋でキャリアを積んできました。
ものづくり活動としては、実家が教会や公共施設などに設置するステインドグラスの制作工房であったことから、一度目の大学院(大阪芸術大学)までは工芸(金属工芸)の制作技術やデザインについて学びました。
基本的にはジュエリーやオブジェ作品ガ中心ですが、影像やフィギュアの原型まで何でも作ります。そうして、個展やグループ展などを行って来た中で、まちづくり活動に関わることが多くなり、二度目の大学院(兵庫県立大学)ではまちづくりや都市計画のゼミに所属し、実家の工房での制作活動も続けながら、都市や地域の中でいかに創造的な空間を“実装”していけるかについて文化政策や都市論の観点から研究を行い、さらに進学して博士論文を書き上げました。その後は龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)にて、地域公共人材の育成、地域産業に関する研究などをベースに、地場産業としてのものづくりや、それらを活かしたまちづくりに関する研究を進めてきました。
現在は、それらの経験を活かし、ものづくりの現場の持つクリエイティビティを、いかにエンパワーメント出来るか、社会にフィードバックできるかについて、芸術社会論の観点から研究しています。ものづくりの現場の“言語ならざる言語”を身につけたことが、現在の研究にとても活かされていると感じます。
主な研究業績 【著書】
  • 『都市科学事典』9−2−10「「新自由主義と都市への権利」」pp.842-843.春風社.2021(共著).
【論文】
◎単著(査読付き)
  • 「創造都市札幌のメディア・アート政策におけるクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの応用に関する考察」
    『 計画行政』41巻第3号(通巻136号)スポーツ政策とは何か,pp.42-49,日本計画行政学会,2018,8.
  • 「出会いと交換の場としての都市-シチュアシオニストが遺したもの-」
    季報『唯物論研究』第143号,pp.30-45,季報『唯物論研究』刊行会,2018,5.
  • 「アンリ・ルフェーヴル再考〜近代都市計画と新たな空間の生産をめぐって〜(下)」
    季報『唯物論研究』第141号,pp.140-150,季報『唯物論研究』刊行会,2017,11.
  • 「アンリ・ルフェーヴル再考〜近代都市計画と新たな空間の生産を巡って〜(上)」
    季報『唯物論研究』第140号,pp.112-125,季報『唯物論研究』刊行会,2017,8.
  • 「我が国におけるクリエイティブ・コモンズ運動の受容とその可能性-都市に顕れる創造的空間を巡って-」
    季報『唯物論研究』第128号,pp.90-102 , 2014,8.
  • 「知識資本の管理・流通主体としてのNPOの役割-クリエイティブ・コモンズ・ジャパンを事例に-」
    『Nonprofit Review』 2013vol.13/No.2/pp.47-58,2013,12.
  • 「クリエイティブ・コモンズ運動におけるライセンスシステムを用いた対抗的公共圏の形成の試み」
    季報『唯物論研究』第124号 特集pp.148-161 , 2013,8.
◎共著(査読付き)
  • 「アート作品の価値と芸術家の共創戦略―「播磨の物語と古典芸能」プロジェクトを事例に―」
    『兵庫県立大学環境人間学部研究報告』第23号pp.129-143,2021,3(井関崇博・立花江津子との共著,2nd)
  • 「二次創作市場の構造と創造的自律空間の形成に関する考察〜コミックマーケットを事例に〜(中)」
    季報『唯物論研究』第150号,pp.130-144,季報『唯物論研究』刊行会,2020,2. (井関崇博・岡元明希との共著,1st)
  • 「二次創作市場の構造と創造的自律空間の形成に関する考察〜コミックマーケットを事例に〜(上)」
    季報『唯物論研究』第149号,pp.142-150,季報『唯物論研究』刊行会,2019,12. (井関崇博・岡元明希との共著,1st)
  • 「キャラクタータイアッププロモーションに関する研究-「進撃の巨人」を事例として-」
    『兵庫県立大学環境人間学部研究報告』第21号学部創設二十周年記念論文集pp.175-187,2019,3.(井関崇博との共著,2nd)
  • 「我が国における創造都市政策および創造産業の現状とその特性に関する比較考察」
    『兵庫県立大学環境人間学部研究報告』第16号, pp.39-57,2014,3.(福島徹との共著,2nd)
  • 「我が国における創造都市政策の現状と特性に関する比較考察」
    『計画行政』第37巻第1号(通巻118号) pp.65-70,2014,2.(福島徹との共著、査読あり,1st)
【学位論文・作品】
  • 「我が国における創造都市政策の現状とその特性に関する比較考察」
    兵庫県立大学 大学院 環境人間学研究科 博士後期課程 環境人間学専攻 博士論文, 2016.3.22(発表:1.28.).
  • 「都市におけるクリエイティブな空間に関する考察-多元的公共圏に向けた自律空間の形成とその主体を巡って-」
    兵庫県立大学大学院 環境人間学研究科 博士前期課程 環境人間学専攻 修士論文, 2010.3. 24(発表:2.10.).
  • 「器官無き身体あるいは身体無き器官」大阪芸術大学大学院 芸術研究科 博士課程前期課程 芸術制作専攻修了制作・論文, 2008.3.22.
  • 「Anti Title」 大阪芸術大学 芸術学部 工芸学科 金属工芸コース卒業制作・論文, 2006.3.22.
【作品】
  • 2015伊丹国際クラフト展『ジュエリー』 入選: タイトル「Jewellely Figure」2015.8.
  • 2010伊丹国際クラフト展『酒器・酒盃台』入選 :タイトル「月の雫」2010.8.
  • 2008伊丹国際クラフト展『酒器・酒盃台』 入選 :タイトル「七夕のささもり(笹盛)」2008.8.
  • 日本ジュエリーアート展 入選: タイトル「無題」2008.3.
  • 2007伊丹国際クラフト展『ジュエリー』 入選 :タイトル「水のジュエリー」2007.8.
  • 佐野ルネッサンス鋳金展 入選: タイトル「無題」2007.8.
【受賞】
  • 日本計画行政学会第43回全国大会 優秀発表賞.2020.11.28.
    発表タイトル:「仮想的政令指定市としての連携中枢都市圏の地域創造性に関する比較考察〜播磨連携中枢都市圏を事例に〜」
  • 日本計画行政学会第28回学術賞(奨励賞).2016.9.9.
    対象論文:「我が国の創造都市における市立美術館の実践およびその機能と役割についての考察」『計画行政』38巻第3号(通巻124号)に掲載, pp.31-38 , 2015.(共著、査読あり)
  • 日本計画行政学会第36回全国大会 優秀発表賞.2013.9.7.
    発表タイトル:「都市におけるクリエイティビティを高める要因としての創造都市政策-創造クラスターのコアとしての美術館の実践に着目して-」
主な所属学会 日本計画行政学会
日本NPO学会
大阪哲学学校