一般社団法人日本開発工学会が主催する第8回(2025年度)研究発表大会で、本学政治経済学部の高尾みどり准教授が「優良賞」を受賞しました。
日本開発工学会は、研究開発・技術開発・製品開発・商品開発などを総合的なビジネスの創造につなげるために、市場と組織との効率的な関係を探求する学術研究団体です。
今年度の研究発表大会は、6月22日(日)に芝浦工業大学 豊洲キャンパス(東京)で開催されました。「日本の強みを生み出すための技術経営学の研究」を統一テーマとし、4つのセッションテーマ(「ビジネスイノベーション」「コンテンツテクノロジ-」「技術経営学」「事例報告」)を設定。一次選考を通過した20テーマが大会で発表され、大会終了後の審査において、高尾准教授の研究発表「QRコード決済のキャッシュレス市場への影響」が「優良賞」に選ばれました。

<高尾准教授コメント>
このたびは、「優良賞」という身に余る評価をいただき光栄です。
本研究では、急速に普及したQRコード決済が、クレジットカードや電子マネーなど既存の市場にどのような影響を
与えているかをデータに基づき検証しました。 今後は、決済手段どうしのシェアの奪い合いではなく、キャッシュレス
市場全体の健全な拡大にどう貢献できるか、引き続き探求していきたいと思います。



