9月7日(日)草叢BOOKS 新守山店(愛知県)にて、本学保健医療学部看護学科 椎名祐輝講師が「ポケモンカードが育む可能性」に関して講演しました。
トレーディングカードゲーム(TCG)はデジタルゲームとは異なり、対人とのコミュニケーションが必要となるゲームです。端に娯楽の一環として捉えるのではなく、コミュニケーションの広がりや親子の愛着形成を促し、TCGもシリアスゲームとしての効果が期待されることを参加者に伝えました。
また、元TCGプロゲーマーとの対戦交流会も同日実施し、多くの参加者が交流しました。
ゲームプレイヤーの中には、精神や発達に関する悩みを抱えている者が多いと椎名先生は語ります。
椎名先生は保健師として、ゲーム文化を通じたメンタルヘルスや発達特性に関する相談支援・研究にも取り組んでいます。
TCGが、コロナ禍で希薄になった人と人とのつながりを再び紡ぎ直す可能性についても提起しました。

