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ニュース: 研究・教育

<政治経済学部>東京海上日動火災保険株式会社関西エリアサービス部人事・総務グループの小坂正道先生による実学講座を実施いたしました。

2025年7月28日

政治経済学部「キャリア・ガイダンスⅡ」では、東京海上日動火災保険株式会社関西エリアサービス部人事・総務グループ担当部小坂正道先生を講師にお迎えして、「損害保険の役割と東京海上日動」をテーマに実学講座を実施しました。

小坂先生は、損害保険の存在意義と東京海上日動火災保険株式会社のビジネス概要・重点戦略についてお話しくださり、さらに、充実した学生生活・就職活動を送るための考え方についてご講義くださいました。

損害保険とは、人の生死以外のすべてをカバーする保険であり、令和時代を迎え新しいリスクが次々と登場し、リスクが多様化する中で、世の中のリスク認識の高まりと相まって、損害保険、そして東京海上日動火災保険の役割はますます大きくなっているとのことでした。こうした状況の中で損害保険の重要な役割は、リスクの洗い出し、リスクの分類‐評価、リスクソリューションの提供を行うリスクコンサルティングであり、しかも状況の変化に合わせて提供価値も進化しているため、東京海上日動火災保険はかつてのリスクソリューション・パートナーから事業戦略パートナーへと進化していることをお話しくださいました。また、損害保険にとって海外の市場は極めて大きいため、グローバル展開(買収・提携)も積極的に行っており、現在では、海外市場が半分を占めているとのことです。

このように損害保険の存在意義と役割が重要性を高める中で、東京海上日動火災保険は、会社のDNA-ヒト・モノ・カネが動くとそこにリスクがある。その中での挑戦を後押しする-を引き継ぎながら、「いつの時代も社会課題に挑み、お客様や社会の“いざ”を支える、から、これからは“いつも”支える、へ」を目指し、社会課題の解決に保険+αでの挑戦を続けているとご説明くださいました。そのため、東京海上日動火災保険の重点戦略は、社会課題の解決であり、サスティナブルな社会への貢献に全世界に取り組んでいることを具体例にあげて詳細に示してくださいました。

最後に学生に期待することとして、在学中に社会人としての基礎力、人生100年時代に求められるスキルを身に付けることを指摘されました。そして、社会人と学生との決定的な違いとして課題形成力-疑問を持ち、考え抜く力をあげられ、この課題形成力を身に付けることで社会人としての即戦力感が上がる、そのためには、高い志持ち、学生生活を充実させることが何より大事である、と学生を激励してくださいました。

学生にとっては金融業界・保険業界について理解を深める講義であるとともに、自らの将来・社会人として求められることについての講義であったため、関心が高く、質疑応答の時間には、熱心な質問と応答が交わされました。

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