作業療法学専攻では、臨床で作業療法士として活躍している本学の卒業生によるリレー形式の講話で構成される「作業療法特論Ⅱ」が4年生を対象に開講されています。今回実施されたリレー講義はその第2回になります。今回(6月27日)、大阪労災病院で活躍されている福島果歩先生(本専攻6期卒)をお招きし、急性期の臨床におけるリハビリテーションの実際についてご講義いただきました。実際に臨床の現場で関わった症例を通し、具体的な作業療法の進め方や経過について詳しく説明していただきました。また、国家試験の対策に役立つ知識と実際の臨床での考えを結び付けながら、分かりやすく解説していただきました。
さらに、国家試験対策に関する学習ポイント、就職活動のアドバイスなど後輩へのエールも盛り込まれ、4年生にとっては各自がモチベーションを高めるための実り多い機会となりました。
卒業生も臨床で頼もしく活躍しています。作業療法学専攻では5年連続の国家試験全員合格に向けて一丸となって突き進んでいきます。