京都を中心に多数の医療・福祉関連施設を運営する「洛和会ヘルスケアシステム」矢野祐典理事長による特別講義を実施しました。
洛和会ヘルスケアシステムは京都を中心に、200もの医療・福祉施設を運営しており、現在は、保育や看護師育成のための専門学校を運営するなど、後継者の育成にも力を入れています。
講義では、祖父の代から続いてきた事業を継承する難しさなど、現在に至るまでの道のりについてご説明いただきました。
代々続く事業を継承するにあたり、「先代の思いを引き継ぎ、かたちを現代のスタイルに変える」ということを目標に、大切なものは残しつつ、時代に合わせて変化させてきたことについて、洛和会では、従業員への福利厚生を大切にし、医療法人としては前例のない、副業も可能といった新しい取り組みを行っていることについてご紹介いただきました。
現在は、法人を上げて、町づくりに取り組んでおり、トップ自ら、SNSを通じて発信を行うほか、洛和会のマスコットキャラクター「らくの助」「わるの助」を作り、地域の方々に親しみを持ってもらえるような取り組みを行っていることなど今後の目標についてご説明いただきました。
講義の最後には、矢野理事長自ら、学生一人ひとりに手渡しで自身の著書である「地域医療と街づくり」をプレゼントしてくださいました。
