本学 社会学部の松林 薫教授が広島発祥のスポーツ「エスキーテニス」を普及に向けた研究を開始しました。
エスキーテニスは、1948年に広島で誕生した「テニスと卓球、バトミントン」を合わせたスポーツです。「スポーツを通じて平和を」との願いを込めて、原爆投下後の広島で生まれました。
ルールはテニスによく似ていますが、コートのサイズは8×4メートルで、テニスコートの1/8のサイズです。ボールは、バトミントンのシャトルのように、球速を落とすために、直径4㎝のスポンジボールに羽根がつているのが特長です。

この取り組みは、エスキーテニスが現在広島県と福井県の2県にしか広がっておらず、普及させるには、どのような取り組みを行えばいいかなどについて、松林教授が、疑問を持ったところからスタートしました。
現在は、社会学部の学生20名ほどが授業の一環として研究活動を行っており、将来的に新しいサークル団体として立ち上げ、まずは学内で普及させる予定をしています。
また、今後は大会に等へも積極的に参加し、「どのようにすれば勝てるのか」「勝率を上げるにはどのような練習が必要なのか」などについて情報学部など他学部とも連携し、データ分析を行い、勝率を上げる取り組みを行っていきます。
第3回やまと七夕フェスタでは、ワルシャワ大学の学生と交流戦を行うほか、参加者にもエスキーテニスを体験してもらえるブースも設ける予定をしています。
