大和大学 大志を、まとえ。

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教員の紹介
三浦 正成

学部 理工学部
学科・専攻 数理科学専攻
専門・研究 分野 解析学・偏微分方程式論
主な研究テーマ ・Keller-Segel方程式系の初期値問題の適切性解析
・非線形発展方程式の部分正則性定理と測度値解への応用
・流体型移流拡散方程式系の特異性構造の解析"
具体的な研究内容・特徴 私は「走化性現象」を記述する、数理生物学に由来した微分方程式の初期値問題の適切性解析(可解性・解の一意性・初期値に関する解の連続依存性)を主な研究対象としています。ここで、走化性現象とは蟻やアメーバ、白血球などの生物体が周囲の化学物質の濃度勾配に反応して特定の方向性を持った行動を起こす現象のことです。(例えば、蟻のコロニー形成や白血球の外的追尾など。)同現象を記述する最も代表的なモデルはKeller-Segel方程式系と呼ばれます。このような現象は典型的には「拡散」と「集中」という相反する性質を同時に兼ね備えているため、モデル化された微分方程式は多様な解構造を内在しています。そのため、興味が尽きることがありません。
研究がどのように未来の世界を変えるか・貢献できるか 私たちの身近で起こる様々な現象(自然・社会現象)は、物理法則に従った数理モデルとして微分方程式で記述することができます。それ故、導かれた微分方程式の解の性質を調べることは、現象のメカニズム解明に繋がります。実際、飛行機が空中を飛ぶための気流の解析、明日の天気を予想する気象予報、ワクチン供給のためのインフルエンザの変異予測、コロナウィルスの流行予測などは、モデル化された微分方程式の解を解析することで、未来の予測がなされています。
私は走化性現象を記述する数理生物学由来の微分方程式を研究の対象としています。応用として、白血球による免疫機構のメカニズム解明や、癌細胞の転移メカニズム解明が期待されます。
メッセージ 受験生の皆さん、将来のやりたいことは決まっていますか? まだ、やりたいことが多すぎて直ぐには決められなかったり、漠然としていてもう少し時間が必要だったりしているのではないでしょうか。大和大学理工学部では、独自の5専攻融合型カリキュラムを採用しており、それぞれの専攻の専門領域の壁を超えてフレキシブルに多様な学問を学ぶことができます。また、大和大学で学んで専門性を深めるために大学院への進学を志すことも可能です。「未来を切り拓く」という大志を持つ皆さんのご入学を心よりお待ちしております。
関連リンク https://researchmap.jp/miura_masanari