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教員の紹介
吉田 政司
教員の紹介
氏名 | 吉田 政司 |
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職位 | 教授 |
学部 | 理工学部 |
学科・専攻 | 理工学科・機械工学専攻 |
専門・研究分野 | 複合材料、非破壊診断 |
研究キーワード | 複合材料、超音波、画像解析 |
学部担当科目 | 基礎物理学、熱力学と統計物理、流れ学、流れ学演習、流体工学、伝熱工学、熱工学、熱工学演習、理工学実践演習, 機械工学実験実習、理工学基礎セミナー、卒業研究 |
関連リンク | |
学位 | |
実務経験 | |
現在の研究内容・課題 | TiB2は高硬度、高融点で、耐食性が良好であり、しかも低密度(軽量)であるため、タービンブレードやエンジン部品材料として有望である。しかしながらTiB2の緻密な焼結体を得るためには2000℃以上の高温が必要であり、また、強度が低い欠点があった。高温での焼結は製造コストが高くなることに加え、結晶粒の粗大化を招き、結晶異方性のために冷却中に割れる問題もあった。我々は金属間化合物FeAlを用いてTiB2と複合材料とすることで、高硬度(ビッカース硬度2000Hv)で、しかも強度が大きい(引張強度1000MPa)複合材が得られることを見出した。TiB2-FeAl複合材の硬度は、超硬合金として実用化されているWC-Coと同レベルであり、一方、超硬合金のようにWやCoなどの希少金属を用いない利点がある。さらにTiB2-FeAl複合材は軽量(比重~5、鉄の2/3)であり、耐食性、耐熱性に優れるため、耐熱材料としても期待できる。我々は、TiB2-FeAl複合材の性能の向上と耐熱部材としての実用化を検討している。 |
主な研究業績 |
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主な所属学会 | 日本金属学会 |