大和大学 大志を、まとえ。

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教員の紹介
成田 吉弘

学部 理工学部
学科・専攻 機械工学専攻
専門・研究 分野 固体力学(機械力学,材料力学),設計学
主な研究テーマ 1) 先端複合材料CFRPから成る軽量化構造の力学解析と最適設計
2) 機械工学における人間の感性を活かす感性工学設計
具体的な研究内容・特徴 1) CFRP(繊維強化プラスチック)は軽量で強い特長があり,省エネと快適性の観点から航空機,自動車に応用が進められています。しかし方向により材料特性が異なり(異方性),複雑な力学特性を表し機械設計にも特別の考慮が必要となります。本研究では,CFRP構造物の振動や座屈(潰れる現象)などの解析方法を発展させ,異方性を利用した最適設計(与えられた条件下で最も優れた設計案を探す)を研究しています。
2) 人間には形や色に対して好き嫌いの感情があります。機械工学が人に役に立つ機械を設計し社会に送り出していくことを考えると,機械の効率だけでなく,人間の感性を汲み取った設計が必要です。本研究では,主に曲面を含む形状に対する感性を製品に活かす研究をしています。
研究がどのように未来の世界を変えるか・貢献できるか 1) 現在の地球は限られた資源の中,人口の爆発的増加が起きています。持続可能な発展のためには,飛行機や自動車の更なる軽量化による省資源が重要です。本研究の成果により,交通機械の金属部分をCFRP材料に置換して,エネルギーを節約して資源を次世代につなぐことが可能です。
2) 人間の形や色に対しての感情を理解して製品開発に活かすことで,人が機械を使う際に気持ちよく,疲労感も少なく安全な利用にも繋がります。感性工学を機械設計に活かすことでよりQOL(生活の質)の向上に貢献できます。
メッセージ 高校までの受験を前提とした勉強の中で,自分はとくに良い生徒ではありませんでした。大学1,2年生の時も人生の方向が定まりませんでしたが,ある時に研究の喜び(自分が主役!)を知り,大学院に進み今まで好きなことができました。あっという間の人生でした。18才の「受験のものさし」だけで,自分の能力を決めつけ,将来の可能性を狭めてしまうことはやめましょう。
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